=== Jamming WARES ======================================================               ‐聖 刻 混 信‐            2002年11月23日号 通巻16号 ========================================================================  ぬがー、寒い、寒いですよう!  既視感たっぷりのオープニングから始まりましたが、みなさん、いかがお過ご しでしょうか。わたしはなんかこう、適当に元気です。  一番の元気のもとは、やっぱり仕事が片づいたことでしょうか。  ス=ガンの刻も、NARUTOも、両方終わりました。細々とは残ってる感じですが、 まあ、なんです、そんな感じで。  両方とも12月の中旬くらいに出ます。よろしく。両方とも高めですけど。しか も新書サイズだし。両方とも。  終わったので、次のワースと、航星紀の改稿に入ります。航星紀は動きがある と思いますので、よろしく。発表出来る段階になったら発表します。いきなり何 冊か出るかも。  それにしても寒いよう。  で、いま、掲載用のフォーマットを調べるために前の号を見てたりするんです が、撫荒先生(前回のイニシャルがなんにも生きてない!)、結局あれからアク セラレータ手に入れるのに3ヶ月近くかかってました。  じつはワタシも欲しいんですが、直輸入と国内の代理店を通すと、値段が3万 も違って、頭抱えてます。まー、直輸入もショップ通すし、いいのかな。一括な のがアレだけども。 ------------------------------------------------------------------------ ◆NARUTOについてはあんまり書くことはないが。 ------------------------------------------------------------------------  なんせ、原作あっての本ですから。わたしが書けることはなにもないので。細 かいテクニックとかも、言えたようなものはないしなあ。とにかく、原作が面白 いので、この本も面白いです。ただ、ちょうどいまアニメでやってるエピソード のあたりなんで、既に知ってる話を読んでもらえるかどうか難しいところ。原作 は、もうとっくの昔の話なので、既知の話でも、結構楽しんでもらえるような気 がするんですが。  ともかく、なんとか期日に間に合って、ちゃんと本になりそうかなと。そんな ところです。ちょっとjBOOKSにしては厚めの本になりそうですが、よろしく。  いやほらなんか、ちゃんと原作のシーンを盛り込むと、どうしても尺が足りな くなって。  泣きはたっぷり入れました。回想シーンを入れるのが難しかったです。全体と しては、コミックとは別印象になっちゃってるかも知れません。ごめんなさい。 そういうのが一番求められてるのにねえ。実力足りませんねえ。  いやー原作盛り上がってますね。自来也強いんだなあ。あんなに強そうなイタ チも、鬼鮫と合力して互角か、ちょい負けとか言ってるし。で、イタチには大蛇 丸はかなわないと漏らしているので、自来也は大蛇丸より圧倒的に強いって理屈 になるのか。うーむ、この辺のパワーバランスはよくわかんないけど、カッコイ イからいいや。  次もやらせてもらえたら、あの怪獣大決戦の砂の守鶴VSガマブン太とか燃え燃 えでやりたいところなんですが、なんか微妙ですね。忍者物としてはどうかって 自分でも思うし。ちょっと山田風太郎先生の作品を読み返して勉強し直す必要が ありそうな。 ------------------------------------------------------------------------ ◆ス=ガンの刻その後のその後 ------------------------------------------------------------------------  やっと終わりましたよ。  なんかファンタジー本をというのが要求だったんで、ファンタジーにしました。 ヒロイック方面の。銃器がバンバン出てきます。マシンのサイズはATくらい。 とにかくひたすら戦ってる感じ。  主人公は名前の通りマスガン(年代記既出)と同一人物です。同一人物なのに なぜ銃器なのかは秘密。フォン・イエも出てますが、これも同一人物です。  でも、当初の目論見からはずいぶん展開が変わりました。一番のイレギュラー はタッカ。何者なのかは出てからってことで。ちょっと悪趣味なこともやっちゃ ってますが。  物語に出てくるマシンの名前は従隷兵騎(スレイヴ・ドリヴン)といいます。 動力がないのになぜか動くATサイズマシン。こいつはいくらでも量産がきくけ ど、取り換えがきかないのが乗り手である機士(ドライバ)って設定。  じつは、この話、設定や固有名詞から推し量れる元ネタの他に、あのダルガの 話の心の続編でもあったりします。ダルガとス=ガンが同一人物かどうかはわか らないけど、似たようなものかなって。  まー、あんまり深く考えなくても読めますので(ってみんなそうか、おいらの 本は)、そういう感じでお読みいただくのが吉でしょう。きっと。いやまあ。  で、いまゲラ(校正)見直してます。そうです。その作業がどうにもキツくて (作業はキツくない。入るのがキツい)、こんなことしてるわけですが。  直すのが大変。ああ、大変。すげえいっぱい挿入する部分ありますよ。実質書 き足しみたいなもんかな。でも、冒頭ちょっとカッコイイや。てへ。 ------------------------------------------------------------------------ ◆ワースとか ------------------------------------------------------------------------  次は『梗醍果の王』やります。東方編です。NARUTOやったのもいい経験になっ たように思います。世界観とか、かなりビジュアル面で参考になったんで。もち ろんまんまやるつもりはないですが。  一巻目(三巻予定。西のベルリィはまた別のエピソード)は、喜蒋華意vsカイ アンパク、それにバカラクの試練と、古吾伽式の集落のあたりの話になるでしょ う。なんて書いても、RPGマガジンの『東方の風』をご存知なければさっぱりなん ですけど。  もう'93の話だから、知らない人の方が多いんだろうなあ。  ちなみに、喜蒋華意(きしょうかい)は、四操兵に名前だけ出てきた(五角の) 『御仁(おに)』、バカラクは『九尾獣(クー・オ・ロー)』なる神獣でもかな り偉いヤツです。両方ともデミゴッドの眷属。まー、操兵で対処出来ないでもな いレベルではありますが。東方操兵でたらめに強いから。  ただし、「不思議な力を利用して」強いって描写はちゃんと入れます。  単体の物理的な力なら、西方操兵も同格かそれ以上なんですけどね。  あと、呪法航星紀もちょっとなんかやります。既にお話的にはできてるものな ので、いろいろちょこちょこやるんですが。まだわからないので、すべてこれか らですけど。でも、なんとかします。絶対。  航星紀はサブタイトル変わります。○○航星紀だと思うんですが。  両方とも、そんなにお待たせしないで済むと思います。なんとなく自信があっ て。 ------------------------------------------------------------------------ ◆近況など ------------------------------------------------------------------------  本当にNARUTOとかス=ガンとかで死んでたので、どこも行けなかったんですが、 仕事終わりに渋谷のリストランテに行きました。スカレッタって言うんですが、 うまかったです。ちょっと大変な値段になっちゃいましたけど、それは酒量が過 ぎたからで、普通に行けば大丈夫……のはず。高いは高いけども。  あと、来年またイタリアに。今度は北だ! アオスタって言う、サッカーのキ ャンプなんかで使われるリゾート地……なんだけど、真冬なので雪を見に行くの に近いでしょう。あとはハムとキノコ。結局それか。  そのためには、やはりこうもうひとつ仕事を終わらせて……がんばろ。  そういや、あれからまだ太極拳行けてません。あーもう除名かなあ。なんて人 たちではないのですが。心証は悪くなってるかなあなんて。早く行きたいです。  ではまたー。 ======================================================================== ◆ご意見、ご希望はメール(mahbott@mars.dti.ne.jp)で。 ◆無断転載禁止;_;/ 【聖刻混信‐Jamming WARES‐掲示版2002/11/23             】 【つくってるひと:くさかべ                     】 【わしの部屋: http://mahbott.pos.to/                】 ==================================================== Jamming WARES =====